あらすじ
大学を中退して以来、実家に引きこもり、ニート生活を送っている小高海斗。
そんな彼には、幼馴染の警察官・戸石加奈にも言えない秘密があった。
――裏では、高額な依頼を請け負う天才クラッカーとして活動していること。
ある夜、海斗は母校の大学へサイバー攻撃を仕掛け、一晩で三千万円もの報酬を手にする。
しかし翌朝、大学では謎の爆発事故が発生。
さらに海斗のもとを訪れた加奈から渡されたのは、よりによって警察のサイバー犯罪捜査に関わる採用案内だった。
犯罪者として生きるか。
今さら真っ当な人生へ戻るのか。
そんな海斗へ、依頼主は不気味な言葉を告げる。
「くれぐれも、“転職”にはリスクが伴うこと、自覚したまえよ?」
大学で起きた爆発事故をきっかけに、海斗と加奈の日常は少しずつ崩れ始める。
これは、人生を踏み外した一人の男が、自分の人生をもう一度選び直す物語。