あらすじ
幼い頃から王太子セドリックの婚約者として、未来の王妃になるためだけに生きてきた公爵令嬢ロザリア。
しかしセドリックの十六歳の誕生日。
彼は平民の少女アメリアを連れて現れ、「真実の愛を見つけた」とロザリアに婚約破棄を告げる。
十一年間、すべてを王妃になるために捧げてきたロザリアに残ったものは何もなかった。
「私……これから、何をしたらいいのかしら」
そんな彼女に手を差し伸べたのは――元婚約者の父、国王エドワードだった。
これは未来を奪われた令嬢が自分の人生を取り戻し、やがて誰も想像しなかった形で“未来の国母”となる物語。