あらすじ

「《鑑定》? そんなもの、魔道具でも使えるぞ」 11歳の少年カイルが授かったのは、誰からも外れ扱いされるありふれた能力《鑑定》だった。 しかし、カイルの目にだけは普通の《鑑定》には存在しない項目が見えていた。 ――《潜在価値》。 貧民街で幼馴染のリリアと暮らすカイルは、いつものガラクタ市で1つの古びた置物を見つける。 販売価格:銅貨3枚。 現在価値:銅貨2枚。 潜在価値:金貨4,280枚。 「…………は?」 だが、《鑑定》が教えてくれるのは価値だけ。 なぜ高いのか。どうすればその価値を引き出せるのか。それは一切分からない。 壊れた魔道具。用途不明の素材。誰にも見向きされない商品。潰れかけの店。そして、誰も欲しがらない土地。 買って、調べて、失敗して――そして、ときには大当たり。 前世では中古品や掘り出し物を探すのが好きだった、ごく普通の会社員・高瀬悠人。 そんな彼にとって、まだ誰にも知られていない《価値》に満ちたこの世界は――宝の山だった。 最初の目標は、明日の飯。 次は、雨風をしのげる家。 そしていつか、リリアと自分たちの店を持つこと。 これは、誰も要らないものばかり拾っていた貧乏少年が、世界中に眠る《本当の価値》を見つけ続け―― 気づけば世界1の大商人へ成り上がっていた物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/26
  • 現在の作品無能《鑑定》と笑われた転生少年、俺にだけ「本当の価値」が見えている~誰も要らない物を拾い続けたら世界一の大商人になった~