あらすじ
22歳の9月、大学生の水瀬澪は、主治医から余命2ヶ月を宣告される。
大学2年生のとき、拡張型心筋症で心臓移植を受け、一度は命をつないだ澪だったが、生きることに希望を持てないまま、ずっと死にたいと思いながら過ごしてきた。だから余命を告げられても、怖くないと思っていた。
しかし、自分の人生が本当にあと2ヶ月で終わると知ったことで、それまで当たり前だった日常の見え方が変わっていく。仲の良い家族、幼いころから一緒に育った3人の幼馴染、そして趣味で書き続けてきた小説にも、すべて終わりがあることを初めて実感する。
死にたいと思っていた自分は、本当に死にたかったのか。残された2ヶ月の中で、澪は自分の人生と向き合っていく。