あらすじ

入社三年目の新人編集者・東雲すみれ、二十四歳。担当になってわずか二十六日で、大作家・鵜飼玄一郎が死んだ。  残されたのは、四千二百万部の栄光と、消えた最後の長編『雪割草』、そして一頭の豆柴—名を、金田一。  この犬は、嘘のあるところで、左の前足で床を二回叩く。  庭から出てきた古い万年筆。六十年、一ミリも変わらない筆跡。四十年、一度も泣かない家政婦。  やがて手がかりは、雪が七メートル積もる新潟の村へ、そして六十年前の、ある少女へと繋がっていく—。  軽妙で、切なくて、最後に必ず裏切られる。豆柴が首をかしげるたび、真実が一枚ずつ剥がれていく長編ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/26
  • 現在の作品豆柴金田一の事件簿 〜雪割草は二度咲く〜