あらすじ
ある日、佐伯悠真の人生に「実績」が追加された。
初めての一人焼肉。
久しぶりに触ったもの。
続けたこと。
誰かに任せたこと。
条件を満たせば実績が解除され、ポイントがもらえる。
ポイントは現金にも交換できる。
だったら、取れる実績は取った方がいい。
悠真はそう思った。
実績を探して、行動して。
ポイントを増やして。
少しずつ、今までやらなかったことを始めていく。
けれど。
実績一覧の一番下に、いつからか見覚えのない項目があった。
《???》
その下に表示されているのは、
《達成者数:1》
条件は不明。
報酬も不明。
押しても開かない。
そして、その人数だけが変わっていく。
1。
2。
3。
また2。
これは、何を数えている?
そもそも。
実績は人生に追加されたものなのか。
それとも、いつの間にか人生の方が、実績に合わせて変わっているのか。
ポイントから始まった、ごく普通の男の日常と選択の物語。