あらすじ
深夜、コンビニ帰りの信号待ち。気づけば、見知らぬ石造りの空間に立っていた。青年レオンを呼び出したのは、召喚士イリアーゼ。明るく気さくな彼女に導かれるまま、レオンは魔獣ヴァルガ討伐という大役を背負うことになる。
イリアーゼたち召喚士には、恋愛感情という概念そのものが存在しない。それでも、共に戦い、言葉を交わし、手を繋ぎ合ううちに、二人の間には確かな絆が育っていく。だが、その絆が深まりすぎたことこそが、この国の均衡を揺るがしかねないものだった。
全5話、レオンの一人称で綴る、短くも濃密な異世界召喚ファンタジー。