あらすじ

「お前にはそれくらいがちょうどいい」 婚約者の伯爵令息ダリウスに、帳簿も家の仕事も押しつけられ、手柄はすべて横取りされてきた子爵令嬢セレスティア。 ある夜会で、使い込みの罪まで着せられて婚約破棄を言い渡された彼女は、三年分の帳簿を武器に、その場で彼の不正を暴いてみせた。 償いとして彼女が望んだのは、揉め事ばかりの国境の田舎、ミルフィールド領。 「あんな所を?」と笑われたその土地は、実は誰も知らない『広大な領地』で――。 怒れる領民、足元を見る王都の貴族たち、そして三日と空けずに通ってくる金髪の牛の買い付け人。 「セレス。その領地ごと君がほしい」 正体を明かした隣国の皇子の甘い求婚は、どう考えても領地目当て。鬱陶しいことこの上ない。 それでも――。 帳簿と交渉を武器に領地を立て直す令嬢と、笑顔の裏に何かを隠した皇子の、国境の田舎から始まる恋と逆転の物語。

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小説を読もう2026/09/26
  • 現在の作品不正を暴いて婚約破棄。『広大な領地』を手に入れた私に隣国の皇子が「その領地ごと君がほしい」と甘く迫ってきて鬱陶しい。それでもあなたを信用します。