あらすじ

貴族会で「ヴィンテージレディーン」と陰口を叩かれていたコレット・ボルダコリー(二十三歳)。 なかなか結婚しない変わり者と言われていたコレットだが、ある日突然シルベリアン公爵家へ嫁ぐことになる。 しかし結婚式当日、夫に告げられたのは「森の奥の離れで暮らせ。名前だけ貸してくれ」という理不尽な一言だった。 なんとか森を抜ければ、あるのは小さな小屋一つ。 調理場も井戸もなく、あるのは“離れ”とは名ばかりの物置小屋だけ。 しかし、コレットは絶望することなく、着ていたドレスを切ってベッドを作り始める。 「藁のベッドで寝てみたかったのよね。」 さらに自ら変装して本邸へ潜入し、夫の愛人アリスの専属侍女・アレットとして働き始めて……。 傲慢な夫と、わがままな義妹。 二人の日常は、小説のネタの宝庫だった。 「せっかくだし、小説を書きましょう。名前は“お邪魔虫夫人”がいいわね。」 こうして書き上げられた物語は朝刊小説として貴族たちの間で瞬く間に大人気となり、「お邪魔虫夫人」の名は国中へ広まっていく。 そして誰も、それが実際に起きた出来事だとは知らないまま――。 小説に綴られた数々の出来事が、やがて白日の下に晒されていくことになるのだが……?

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カクヨム
カクヨム2026/09/26
  • 現在の作品結婚初日に追い出された公爵夫人、侍女をしながら小説を書き始めたら、まさかの大人気作家になりました