あらすじ
何事も「あとでいい」と先延ばしにし続けた結果、生活そのものを疎かにし、若くして命を落とした少女・白森ハク。
死後、神様から告げられたのは、別の世界でもう一度人生を送れるということだった。
世界を救いたいわけでも、最強になりたいわけでもない。
次の人生でハクが望むのは、ただ一つ。
今度こそ、自分のペースでのんびり暮らしたい。
美味しいものを食べて、必要なだけ働いて、気が向いたら出掛けて、眠たい時にはゆっくり眠る。
そんな穏やかな生活ができれば、それで十分。
しかし、異世界で新たな身体を得たハクには、人を眠らせ、他人の夢を覗き、夢そのものに干渉する不思議な力が備わっていた。
後に《夢見人》と呼ばれることになる、世界でも類を見ない力。
本人はそんな力で大成するつもりなどないのだが、普通ではない力を持っている以上、そう簡単に何事もなく暮らせるはずもなく――。
街で暮らしたり、冒険者の依頼を受けたり、美味しいものを食べたり、知らない土地へ旅をしたり。
時には夢や眠りにまつわる事件に巻き込まれ、面倒くさがりながらも誰かのために動くことも。
心躍る大冒険も、世界を救う壮大な使命も、ひとまず置いておいて。
これは、眠ることが大好きな少しものぐさな少女が、不思議な力とともに、自分なりの居場所を見つけていく異世界暮らしの物語。
※本作品は不定期投稿です。
※主人公には多少のチート要素があります。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。