あらすじ

手紙はすべて、郵便局の自動校閲が「失礼のない文」に直してから届ける。そういう決まりになって、もう十年になる。転勤していった柏木さんから届いたのは、どこにでもある、事務的なお礼状だった。封筒の隅には、小さな判が押してあった。《校閲済み 修正四か所》。柏木さんは、社内でいちばん誤字をしない人だった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/26
  • 現在の作品添削履歴