あらすじ

十七歳の誕生日を迎えるはずだった彼女は、彼岸花の氷菓を口にして、この世を去った。  葬儀に訪れた婚約者の青年が、彼女のために仕立てた薔薇色のドレスと、硝子細工のように儚い飴花を手向ける。 「あなたに逢うためなら、冥府の柘榴さえ食べよう」  甘い菓子、可憐な花、童話めいた言葉。  けれど、その美しさの奥にあるのは、死よりもなお深い恋だった。  これは、毒林檎を食べた白雪姫と、その後を追った王子のような――  甘く、美しく、そして残酷な恋の葬送譚。 ※注意 ・死ネタ、しかも自殺をテーマにした話なので苦手な方は読むのをお控えください。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/26
  • 現在の作品菓葬