あらすじ

廃止されたはずの渡船の電話が、まだ生きている。 都内の精密機器メーカーで法務・知財を担当する松永は、書類と現実のわずかな食い違いを放っておけない。 不自然に折れ曲がる都県境。六メートルだけ舗装されない道路。校庭に残された用途不明の設備。台帳から消えた青色誘導灯。 調べれば、どれにも一応の理由はある。過去の行政判断、現場の事情、引き継がれた慣行。 だが、説明がつくほどに、最後のひとつだけが残る。 「処理済み」になったはずの現実を、一人の会社員が辿っていく連作怪異ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/25
  • 現在の作品『管轄外――まだ残っている』