あらすじ
水野紬には、ひそかな楽しみがある。
それは、職場の上司・マイルズ・リードを観察すること。
いつも何でも分かっているような顔をしているのに、あとからこっそり資料を確認する。
そんな小さな隙を見つけるのが、いつの間にか好きになっていた。
けれど、休日の図書館で偶然会ったことをきっかけに、リードとの距離は少しずつ変わっていく。
そして、リードの友人で、誰にでも感じのいい柏木とも親しくなっていく。
仕事、図書館、食事、車の中。
何でもない時間を重ねるうちに、今まで知らなかった二人の顔が見えてくる。
人を好きになると、ちょっと変になる。
真面目な大人三人の、じわじわ進む三角関係。