あらすじ

高校二年生の春川栞には、放課後だけの秘密の仕事がある。人に言えない恋や謝罪を聞き、本人の言葉を一通の手紙に整える恋文の代筆だ。料金はパン一個や当番交代。人の恋なら百通でも書けるのに、自分の「好き」だけは一行も書けない。 ある日、校内で最も近寄りがたい生徒会長・一ノ瀬蓮が、栞の書いた七通の手紙を筆跡と句読点の癖から見抜く。告発の代わりに蓮が頼んだのは、好きな人への恋文だった。 「誰に?」 「好きな人」 「その人は誰?」 「最後まで書けたら教える」 他人の恋を言葉にするたび、二人の距離は近づいていく。蓮が書かせている手紙の宛名が、栞自身だと気づくまで。

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エブリスタ
エブリスタ2026/09/25
  • 現在の作品恋文を代筆していたら、生徒会長に筆跡でバレました。〜百通書けても、自分の「好き」だけ書けない〜