あらすじ

「君が妻なら、私は仕事に集中できる」

そんな色気のない求婚をしてきた八歳年上の侯爵レオナルドと、政略結婚をすることになったセシリア。

家柄も、条件も悪くない。
昔から知っている相手で、何より信用できる。

きっと穏やかな結婚生活になるでしょう。

――そう思っていた。

ところが旦那様は、セシリアの好きなお茶も、本も、好みもよく覚えている。
疲れていれば休ませようとし、妻が褒められれば自分のことのように喜ぶ。
ほかの女性との結婚について尋ねてみれば、

「なぜ他の女性と結婚する。君がいたのに」

と、真顔で言う。

……それは本当に、“条件がいいから”なのでしょうか?

一度気に入ったものはずっと大切にする、恋心にだけ少々鈍い旦那様と、
そんな夫を少しずつ「可愛い」と思い始める妻。

これは、条件のいい政略結婚から始まった二人が、
気づけばお互いを「あなたでなければ」と思うようになるまでの、
穏やかで、少し可笑しくて、とても甘い夫婦のお話。

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アルファポリス
アルファポリス2026/09/25
  • 現在の作品『条件のいい政略結婚のはずですが、旦那様が私を気に入りすぎている気がします』