あらすじ
市役所で本人確認をした「俺」は、自分の住民票が存在しないどころか、自分自身が住民票として発行されていることを知る。
そこから「俺」を中心に現実のルールが次々と崩壊。砂浜が元寇に参加し、ヤシの木が上場し、俺が通貨になり、ついには俺自身が国家として国連に加盟してしまう。
世界中が「俺とは何なのか」という問題に巻き込まれていく中、最後に明かされたのは「そもそも俺は俺ではなかった」という事実。
では、本当の俺とは何なのか。
その答えを哲学が語ろうとした瞬間、Big Waveがすべてを流していく。
そして翌日、俺は市役所へ向かう。
「俺をやめたいんですが」