あらすじ

後のロシア皇帝、ピョートル三世。 まだ十八歳の彼は、兵隊遊びにも少し飽き始めていた。 そんな中で目にしたのは、男は宮廷婦人に、女は若い紳士に姿を変えて踊る「メタモルフォーゼ舞踏会」。 「何これ。面白そう」 最初はただの好奇心だった。 ところが、真っ赤なドレスと化粧で別人のような美女に仕上げられたピョートルは、自分の歩き方も、カーテシーも、女性役の舞踏も全然なっていないことに気づいてしまう。 「……服を着ただけじゃないか」 ならば、もっと完璧にやればいい。 歩き方。 座り方。 裾さばき。 礼法。 舞踏。 話し方。 男としての自分はそのままに、なぜか女性役だけを本気で攻略し始める皇位継承者。 そして、男装した若きエカテリーナとの奇妙な夫婦の時間も、少しずつ動き始めて――。 後のロシア史を大きく動かす二人が、まだ未来を知らなかった頃。 史実の隙間に差し込む、ちょっと変で、少し切ない宮廷コメディ第8巻です。

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小説を読もう2026/09/26
  • 現在の作品カーテシー・クラブ8 「もっと女らしくなってやる!」 ~後の皇帝ピョートル三世、真っ赤なドレスで舞踏会攻略~