あらすじ
周りからも羨ましがられるほど仲が良く、円満だった三人家族。
娘・「なぎさ」の誕生日には記念写真を撮影し、近所のお祭りへ出かけるなど、誰もが疑わない幸福な日々を送っていた。
しかし、その平穏はある日突然、悪夢へと変わる。
何者かの手によって、どこかへ連れ去られてしまった「なぎさ」。
「何者かにここに連れて行かれたとか…」
「あれが本当になぎさなら、その可能性が高いわ。でも何の目的で連れ去ったのよ」
混乱と絶望の中、夫婦は「とにかく生きていて良かった」「今頃、大事に育ててくれているのかもしれない」と自分たちに必死で言い聞かせることしかできなかった。
一体、誰が、何の目的で「なぎさ」を奪い去ったのか? 幸福だった家族の裏に隠された、悲しくも恐ろしい真実とは――。