あらすじ

宇場一雄、三十八歳、体重七十六キロ。音楽の機材ローンを抱えながら、スイカ柄のヘルメットで夜の街を駆けるフードデリバリードライバー。雨の日にマンホールで転倒した彼は、近所の怪しげなバイク屋の「オヤッサン」に愛車を修理してもらう。十日後、返ってきたバイクは妙な銀色に細工され、オヤッサンは不気味な一言を告げた。「困ったことがあったら、バイクに向かって『ピックアップオン』と叫べ」直後、一雄の前に現れる「くたばりなっ!」と叫ぶ黒タイツの異形の襲撃者。絶体絶命の瞬間、一雄が喉から絞り出した叫び――「ピックアップ・オン!!!」ガシャガシャと分解し、一雄の身体に装着される謎の装甲、コードネーム【フーデリオン】。しかし、身体能力は38歳のまま! 武器は配達バッグが変形した盾だけ!迫る暗殺者から生き延びるため、一雄は「十年間、裏道と信号のタイミングを覚え続けた配達員の全知識」を総動員して、1.6キロ先のバイク屋へ全力疾走(デリバリー)を開始する!たどり着いたバイク屋の奥で一雄が目にしたのは、西暦2057年の滅びゆく未来の地図と、かつて自分が乗っていた【iti】のステッカーが貼られた、古びた自転車の残骸だった――。38歳のおっさんが、街の歴史と、自分の音楽を、臨場感あふれるラストワンマイルで守り抜く、新時代サイバーパンク特撮アクション、ここに開幕!※本作の主人公「宇場一雄」は、別作品『運命の人〜ストーリー〜』の主人公と同一人物です。2つの世界線が交錯する仕掛けをぜひお楽しみください。 YouTube・noteでオリジナル主題歌(オープニングソング)絶賛連動中!各話の後書きからお聴きいただけます!

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小説を読もう2026/09/25
  • 現在の作品【主題歌付き小説】三十八歳の中肉中背配達員、バイクに向かって「ピックアップオン」と叫んだらダサい鎧を纏わされた件 〜この歌が君の未来を紡ぎますように〜