あらすじ
不老不死を追い求めた人類は、古代伝承の果実に因んだ国家主導の遺伝子実験「プロジェクト・橘(たちばな)」を発動させた。
しかし、それは祝福ではなく地獄の始まりだった。
遺伝子操作の果てに異常発達を遂げた被験者たちは、人としての姿と理性を失った『異形の者』へと変貌。
自らの過ちに恐れをなした人類は、焦土と化す覚悟で核兵器を投下し、異形の大半を爆発の炎の中に抹消した。
だが、地獄の業火を生き延びた「8体」の異形が存在した。
この異常な進化を遂げた8体は、人類に対して壮絶な報復戦争を挑む。
核すら克服し、大量破壊兵器の効力を減衰させる肉体を得た彼らに対し、人類は戦術の転換を余儀なくされた。
大規模破壊を諦め、局所的かつ直接的な対人戦闘——「汎用戦」へと切り替えたのだ。
異形を殺す手段はただ一つ。脳、または心臓の完全破壊。
しかし、彼らの異常な再生能力は、1度の死すら「進化の糧」に変えてしまう。
完全に抹殺するには、強化され続ける命を最低でも4回破壊しなければならない。
敵陣営を率いるのは、8体の一角であり凄惨な智謀を持つ「クエーサー」。
彼は自らの遺伝子から無数のクローン兵器を生み出し、人類を絶望の淵へと追い詰めていく。
世界が焦土と化すなか、人類は生き残りをかけた最終決戦の最前線へと身を投じるのだった。