あらすじ
「アデリア・フォン・ローゼン。君との婚約を破棄する!」
卒業パーティーで突然、王太子から婚約破棄を告げられた公爵令嬢アデリア。
しかし彼女は、驚くどころか笑っていた。
「わかりました。私も、殿下との婚約を続けるつもりはありませんでしたので」
実はアデリアは、三年前から王太子に愛想を尽かしていた。
婚約破棄を受け入れ、王都を去った彼女は領地改革に乗り出す。
一方、アデリアを失った王太子は、自分がどれほど彼女に支えられていたのかを知ることになり――。
悪役令嬢と呼ばれた少女が、本当の人生を始める物語。