あらすじ
残業を終えた深夜、駅のホームで老人を助けて命を落とした社畜・山田亜蓮。目を覚ますと、そこは異世界だった。女神フィオナの手違いで、本来別人に渡るはずだった規格外スキル「詰み目」を授かってしまう。
「詰み目」は、対象が"詰む"条件と最短の手順を見抜く力。一日に一度しか使えないはずのその力に、亜蓮は使うたびに強く惹かれていく。人を助けたいという想いと、誰かを追い詰める快感――その両方を抱えたまま、亜蓮は本来のスキル所有者である少女ルナリアと共に、理不尽な村の騒動に巻き込まれていく。
果たして亜蓮は、この力の正しい使い方を見つけられるのか。それとも、いつか本当に「詰ませる」ことしかできない人間になってしまうのか。
追放も断罪もない、ちょっと危うい異世界系スキルファンタジー、開幕。