あらすじ

四十八歳、独身。 金曜の夜、駅前のパチンコ店で今日も負けている。 流れ落ちていく無数の銀色の玉を眺めていた俺は、ふと、まったく関係のないものを思い浮かべた。 精子である。 そこから俺は、考えなくてもいいことを考え始める。 無駄になった玉。 無駄になった金。 無駄になった可能性。 そして、俺の人生。 そんなことを考えている場合ではない。 現在、二万六千円負けている。

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カクヨム
カクヨム2026/09/25
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