あらすじ
フォルド・レイ・ラズフェルド。
後世に八皇・戦国時代至高の名君にして軍神と称えられる彼だが、その半生は決して順風満帆ではなく、その生涯の大半は困難の連続だった。
高貴なる生まれを尊ぶ貴族主義が行き過ぎた結果、生まれながらにして人々は定められた範囲でしか上を目指せない。
母の生まれが卑しく庶子としては扱われるフォルドには皇帝位を継ぐことが許されず、また皇帝である父エンドレアからは大した期待をかけられていなかった。
それでも己の才能を信じて直向きに研鑽を積み続けるフォルドは、やがて誰もが追いつけないほどの武勇と智勇、さらには身分に関わらず慈しむ優しさを兼ね備えた名士となる。
彼は自身の人柄と才覚に惹かれて集まる者たちと共に、時代の流れに乗り果ては天下へと雄飛していく。
これは庶子として他愛もない者と扱われていた第六皇子フォルド・レイ・ラズフェルドの半生を記した立志伝である!