あらすじ
「僕は自分の死で、俺を自覚した」
「俺が聞いた声が、僕へと導いた」
中学時代、学校全体が敵で、味方が少なかった僕。
強い記憶障害で過去の記憶が曖昧なところが多い中、決して忘れなかった想いだけを糧に頑張った。
高校生になると同時に、魔法が当たり前に存在する世界でもう一人自分がいることを知り、一つの存在として新たに俺として生まれ変わった。
紆余曲折、波瀾万丈、とにかく沢山の出来事があって、中学の時とは違い、色んな人たちに囲まれながら、俺は生きている。
過去に別れて再会した幼馴染、中学から味方だった空手少女に、魔法世界の幼馴染に、故郷にやってきた小柄な妖精族⁉︎
高校になって出会ったキュートなオーガ娘に、猫又や同じクラスだった元不登校な美少女天才プログラマー、そして中学の時こっそり気にかけてくれていた超グラマーな子に、薙刀が得意な委員長系⁉︎
長い長い輪廻の果て、そんな子たちに好意を持たれて、俺はどうしたい?
中学時代敵だった奴は高校になっても敵のままで、大きな形で対峙することになってしまい、世界を巻き込む形の戦いになりそうな予感!
一部の人間しか知らないはずだった、魔法の世界。
俺たちは当たり前のように行き来しちゃいるけど、それは当たり前ではなく、特別な出来事なんだって。
科学と魔法、表裏一体のファンタジー。
「お前が選ばれたーーなら、俺は生まれた時から聖戦士だ。 格が違うんだよ、素人」
非業の別れの繰り返し。
ただの一度も幸せを掴めなかった。
だけど、繰り返す中で紡いだ絆は、決して無駄ではなかった。
今度こそ、俺は全てを選んでみせる。