あらすじ

中学2年生になった私は、最初から教室へ行くことができず、別室から学校生活を始めることになった。 新しい担任の先生、新しい養護の先生、そして別室担当のT先生とN先生。 初めは、新しい先生たちとどう関わればいいのか分からず、緊張していた。 けれど、少しずつ先生たちと話す時間が増えていく。 特に養護の先生とは週に一度保健室で話すようになり、私は少しずつ自分の気持ちを言葉にできるようになっていった。 しかし、夏休みが明けると、別室にいることさえ苦しくなり、廊下を歩いて過ごす時間が増えていく。 廊下では、担任の先生やY先生、1年生の頃の担任だったO先生、学年主任のK先生など、たくさんの先生が私を見つけてくれた。 Y先生とは何気ない雑談をするようになり、T先生とは廊下で話したり、掃除をしたり、散歩をしたりするようになった。 1000メートルのスポーツテストでは、別室の時間に一人で走ることになり、終わったあと体調を崩して保健室で休むことに。 その後も、学校へ行けない日や、自分を傷つけてしまう日もあった。 そんな私を、養護の先生は何度も支えてくれた。 そして二年生の終わり。 私は、 「三年生になったら、今度こそ朝から学校へ行きたい。」 そう決める。 まだ、その先にどんな一年が待っているのかも、今の担任の先生が三年生でも担任になることも知らない。 ただ私は、二年生の一年間で初めて、 「学校には、私を見つけてくれる人がいる。」 そう思えるようになっていた。

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小説を読もう2026/09/25
  • 現在の作品『見つけた居場所』 〜新しい先生と歩き始めた一年〜《中学2年生編》