あらすじ
幼い頃から、王女である彼女に「遊ぶ」という自由はなかった。
友達と遊ぶことも、わがままを言うことも許されず、ただ王国を救うための「完璧な英雄」として育てられた。
そして彼女は、皆の期待に応えた。
王国を救い、英雄となった。
だから今度は――自分の番だ。
奪われた子供時代を取り戻したい。
そんな彼女が手に入れたのは、人間を等身大の生きた人形へと変える不思議な力だった。
ようやく、一緒に遊んでくれる「お友達」ができた王女。
ただ一つ問題があるとすれば――
彼女には、この遊びを終わらせるつもりがなかった。