あらすじ
小学校の卒業を前に、何も告げずに姿を消した水瀬澪。三年後、高校に入学した三雲律は、朝倉という名字になった彼女と再会する。
嬉しいはずなのに、あの日の理由を聞けない。澪もまた、律に返せなかった一枚のしおりを持ち続けていた。
図書室で本を選び、文化祭の準備をともに進めるうち、二人は思い出の中の相手ではなく、今ここにいる相手へ惹かれていく。けれど澪の中学時代を知る相馬朔は、二人が近づくほど、彼女への思いを歪ませていく。
ようやく言葉にできそうになった気持ち。その先に待つ別れは、三年前とは違う形で二人を引き離す。
たとえ行き着く場所が変わっても、もう一度、君を選べるだろうか。