あらすじ

「休暇ですか?」 「はい。そうです。変ですか?」  道草さんが宮殿のお仕事をお休みするなんて、とっても珍しかったので、思わずつい林林は聞いてしまった。(恥ずかしい。たぶん顔にも素直に驚きが出てしまっていたと思う)  お昼の宮殿の食堂は混んでいて、みんな楽しそうに美味しい料理を食べている。  道草さんの前には白いご飯と焼き魚、林林の前にはおにぎりとたまご焼きがあった。  道草さんは綺麗に焼き魚を食べていて、そんな焼き魚の骨を見てから、林林はおにぎりを一口食べた。 「友達に会いに行くんです」  くすっと笑いながら道草さんは言った。(たぶんほかの人もみんな私のように驚いたのだろうと思った) 「お友達、……ですか?」 「はい。『とても大切な古い友達』です」  いつも一人で過ごしている道草さんにお友達。もちろん変わり者の道草さんにもお友達はいるのだろうけど、やっぱり少し驚いてしまった。

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カクヨム
カクヨム2026/09/24
  • 現在の作品龍と人と。わたしのとても大切な古い友達と出会う。