あらすじ
高校卒業を間近に控えたリサは、幼い頃からピアノを弾き続けてきた。将来ピアノを仕事にするかは分からない。それでもずっとピアノを弾いている。それだけは当たり前だと思っていた。
そんなリサは、ある日突然、異世界へ「聖女」として召喚される。魔王軍との戦争が続く王国は、強大な魔力を持つリサに戦うことを求めた。けれど、リサはただの高校生。知らない世界のために人を殺すことも、魔族を殺すこともできない。突然連れ去られただけなのに、なぜ自分が責任を負わなければならないのか。それでも訓練は続き、リサは少しずつ追い詰められていく。そしてある日、戦闘訓練の最中に、リサの右手に大怪我を負う。そんな絶望の淵に居る最中、彼女の前に現れたのは、倒すべき敵であるはずの魔王だった。