あらすじ
【完結済み/修正版を第一話から順次再公開中】
世界同時地震が起きた朝。
大学入学を控えた大月在真の自宅裏に、昨日まで存在しなかった地下への入口が現れた。
通報すれば、すぐに封鎖されるかもしれない。
何も知らないまま他人に決められることを嫌った在真は、まず自分の目で確かめるため、一人で地下へ下りる。
そこで待っていたのは、ステータス、莫大なDP、成長する刀――そして、人を簡単に殺せる魔物たちだった。
強力な能力を得ても、最初から無敵になれるわけではない。
格上の魔物には手も足も出ず、右目を傷つけられて逃げ帰る。
それでも再び地下へ向かった在真は、一頭の野生の黒狼と出会う。
互いの意思で契約した黒狼――ガル。
傷つき、休み、失敗し、それでも二人で戦い方を覚えながら、在真とガルは急速に強くなっていく。
だが、ダンジョンが現れたのは彼の家の裏だけではなかった。
世界各地で魔物が街へ流れ出し、道路は寸断され、人々は住む場所や仕事を失っていく。
地図を作る者、避難路を守る者、現場で戦う者、救助する者。
どれだけ強くなっても、一人では間に合わない場所がある。
在真は、誰かの命令へ盲目的に従うつもりはない。
だからといって、必要な協力まで拒むつもりもない。
誰と組むのか。
どこへ行くのか。
何を守り、何を諦めるのか。
自分で見て、自分で決める。
帰る道を残しながら、それでも先へ進む。
そして在真は、一つの目標を口にする。
「日本で一番。その先は、世界で一番強い冒険者になる」
これは、誰にも自分の生き方を決めさせない男が、黒狼の相棒とともに、ダンジョンのある世界の頂点を目指す物語。
※本作は「小説家になろう」にて先行公開しています。
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