あらすじ
銀河統一は、三杯の冷めた茶から始まった。
もちろん、本人たちに銀河を統一する気などなかった。
銀河をつなぐ巨大な門が、あと五時間で止まる。なのに、その門めがけて四十七隻が同時に向かってくる。病人を乗せた船、戦争から帰る兵士の船、次の収穫の種を運ぶ船。三つの港は、どれも「うちが先だ」と言って譲らない。
安全に通せるのは、一隻だけ。
送り込まれたのは、正式には部署ですらない四人の臨時チーム。リーダーのカレルには、船に命令する権限がひとつもない。
それでも彼は、全部を通す方法を探しはじめる。
のちに「銀河統一戦略室」と呼ばれてしまう四人の、最初の仕事。