あらすじ

最後の挨拶に持参した焼き菓子を、元婚約者の第二王子は、箱も開けずに捨てた。 ひと口くらい、食べればよかったのだ。 そこで私は、作り手の名前を伏せる菓子の品評会に出ることにした。 持っていくのは、捨てられたものと同じ配合、同じ焼き菓子。 来賓席には、もちろん殿下がいる。 「十四番を、もう一皿」 欲しかった言葉が聞こえる一方で、私の菓子には、別のお客様からも注文が届き始めて――。 菓子作りが好きな侯爵令嬢が、元婚約者を少しだけ悔しがらせ、自分の名前で商いを始める物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/24
  • 現在の作品私の菓子を捨てた王子が、匿名の品評会で三皿おかわりしました