あらすじ
家庭が壊れ、家を失い、母が入院し、兄と二人で生活し、最後には施設に預けられた。
そこからも、家庭崩壊やいじめは続いた。
声が出なくなったり、手が震えたり、髪を抜くことがやめられなくなったり。
それでも、誰にも助けを求められないまま、私は何年も耐え続けた。
高校では、それまでの環境から逃げるように寮へ入り、初めて自分と似た境遇の人たちと出会った。
少しずつ、自分を取り戻していった。
けれど、人生で初めて心から信頼した人との別れをきっかけに、また深い孤独へ戻っていく。
そして大人になった私は、人の言葉や、世の中の矛盾、理不尽さに強い違和感を持つようになった。
どうして人は、言葉に責任を持たないのか。
どうして、傷つけたことをなかったことにできるのか。
これは、そんな私が自分の人生を振り返りながら、なぜ自分はこんなにも孤独なのかを整理していく話です。
そして、答えのない苦しみを抱えている人へ。
独りではないと、伝えるための話です。