あらすじ

紀元前228年。韓は滅び、趙もいままさに陥落した。秦の天下統一は、もう目前に迫っている。 そんな大陸の激動を、僕は斉の都・臨淄の片隅から眺めていた。現代日本から転生した、しがない小役人である。 歴史の結末は知っている。 だから抗わず、目立たず、平穏に暮らすと決めていた。 ところがある日、秦への徹底抗戦を唱える王族に見出され、食客として囲い込まれてしまう。やんわり辞退したのに、僕は無理やり最前線へと引きずり出された。 生き残るために知恵を絞った結果、歴史は少しづつ軋み始めてしまう。 死んだはずの荊軻がなぜか生きていて、斉王を恐喝しに現れる。斉軍が勝つたびに、宰相は味方のはずの僕を消そうとする。 ……いっそ縄文時代の日本にでも亡命しようか。冗談ですけど。 秦には勝てない。歴史は変えられない。無駄な抵抗で乱世を長引かせ、民を死なせたくもない。 これは、何も変えたくなかった男が、いつのまにか秦の天下統一に泥を塗る「軍師」にされてしまう物語。

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小説を読もう2026/09/24
  • 現在の作品趙滅亡後の斉の軍師に転生したんだけど、どうすればいいと思う?