あらすじ
去年まで女子校だったこの学校に、今年から男子生徒がやってきた。文芸部を目指していたはずの中学一年生・亜逗佐くんが、パンフレットの見間違いで迷い込んだ先は、廃部寸前の「文学部」。待っていたのは、彼を「ペット」にしたい部長・麻子と、癖の強い先輩たち――ミステリー命の涼子、リアリティにうるさい朋美。ホワイトボードを囲んでのランダムプロット談義から、視点や動機付けの技術まで、彼はここで初めて「小説を書くこと」の面白さを叩き込まれていく。文芸部からの横やり、生徒会の目、そして迫る文化祭の締め切り。迷い込んだ部室で始まる、創作と成長の物語。