あらすじ
城を育てるだけのゲームだと思っていた。ところが初心者保護が切れた日、私の城は燃えた。
怖くなった私は、なぜかゲームの中で男になった。仲間を守りたくてギルドを作り、強いリーダーでいようとして課金を重ねる。十五人で格上から都市を奪った日もあれば、百人を集めても勝ちきれず、心が折れた日もあった。
領収書で確認できる課金額は、約358万円。いったい何を買っていたのか。強さか、居場所か、それとも理想の自分か。
一度引退し、四年後に戻って、もう一度ギルドを作るまでのゲーム日記。
実体験をもとにしたエッセイです。ゲーム名・人物名・ギルド名などは架空にし、一部の会話や出来事を再構成しています。