あらすじ
天才、変人、マッドサイエンティストから嫌味なクラスメイト、厳しい先生まで。
みんな違ってみんな良い――
いや、一部良くはない。
俺は"天才"だった。
言葉を発するより先に魔法を使い、神童と呼ばれ持て囃された。
当然、一族の誇りとして期待をかけられる。
最高の環境で最高の教育を――
俺は魔法の"天才"だ。
そうであるはずだった。
「魔法擬きです!」
魔法"バカ"がそう言い放った。
俺が必死に取り戻そうともがいたものは、魔法ではなかった。
天才である俺の武器は過去の栄光。
そして、このうるさいバカだ。