あらすじ
幼馴染である白鳥美澄はヒロインにはならない。
だから俺は賭けた。「夏休みまでに彼女を作れなかったら、貯金30万をお前にくれてやる」
推し活の虚しさに気づいた高校二年の五月。オタクで口だけ達者な俺――佐伯樹の決意を、冷笑系の幼馴染は鼻で笑いやがった。
「無理。ぜぇぇぇったい無理! あっはっはっは! 頭でも打ったの?」
「無理かどうかやってみなきゃわからないだろ。出来たらどうするんだよお前」
「無理だから。賭けてもいいよ、私が貯めてたパソコン買うための軍資金12万」
かくして幕を開けてしまったしょうもないいさかい。
これは、日常以上ラブコメ未満の幼馴染ふたりが、賭けの答えに辿り着くまでの遠回りだ。
※一部過激な表現が含まれますが、いかなる団体・人物・思想を攻撃する意図のものではありません。