あらすじ
高校生の高山らんは、何かを選ぶのが苦手だ。
進路は決まらない。
ダンスは楽しいけれど、将来やりたいことではない。
友達や家族はそれぞれ自分の道を進んでいるように見えるのに、自分だけは何を選んでもしっくりこない。
そんな彼女を、遠い宇宙から観測している研究者がいた。
人間は、どんな風に自分の未来を選択するのか。
その仕組みをちょっと詳しく調べようとして――研究者は盛大にやらかした。
身体は元気。記憶もある。
学校にも行けるし、友達とも話せる。
なのに、何かが正常じゃない。
どうやら宇宙人は、らんの「心」の一部を壊してしまったらしい。
そうして、選ぶことに悩んでいた一人の少女と、彼女を壊してしまった宇宙人による、「心の直し方」を探す旅が始まる。
壊してしまったものは、本当に「直す」ことができるのか。