あらすじ

「その男は、一言も喋らず、素顔も見せず、ただ160キロを投げ込んだ」 シーズン後半、東条フェニックスに一人の投手が突然登録された。 登録名K、背番号89。 紅と黒と金の覆面で顔を隠し、経歴も素性も公表されない。 チームメイトの前でも、一言も喋らない。 そして登録初日、そのまま一軍のマウンドへ上がる。 百六十キロに届く直球を投げる一方で、プロの投手なら当たり前に身につけているはずのことを、奇妙なほど知らない。 やがて、その投球に、ある名投手の面影を見る者が現れる。 捕手は声のない相棒の意図を追い、記者は消えた経歴を追い、対戦相手は攻略法を探す。 Kとは何者なのか。 なぜ顔も名前も声も隠して、野球をしているのか。 正体不明の覆面投手と、彼をめぐる人間たちの物語。 【毎日3話更新】全34話、完結まで執筆済。10/4完結。カクヨムでも掲載中。

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小説を読もう2026/09/24
  • 現在の作品K ―背番号89―