あらすじ
スイミングスクール主催のキャンプ、最終日の夜。
楽しかった夏休みの思い出になるはずが、突然、肝試しをすることになってしまった。
怖いことが苦手な私は、一人だけ憂鬱だった。
そんな私に、若い女の先生が声を掛けてくれた。
「こっち側のお手伝いしてもらおうかなと思って。」
先生と二人で向かったのは、肝試しの中間地点にある大きな岩。
そこで、子供たちが持ち帰るお守りを作ることになった。
先生が赤いペンで書いた言葉は、
『開けるべからず』
一つだけ特別な赤いお守り。
そして、優しかった先生に感じ始める違和感。
あの怪談は、本当にただの作り話だったのだろうか。
楽しいはずのキャンプで起きた、一夜の恐怖。
前編「こっち側」
後編「待ってるから」
夏の夜を舞台にした短編ホラー。