あらすじ
ヨーロッパの旧車をこよなく愛した資産家の老人が、ある日突然この世を去った。
残された孫娘のもとに届いたのは、祖父が生前に用意していた一通の手紙。そこに綴られていたのは、いくつかの不可解な言葉を連ねただけの、意味の分からない短い詩だった。
遺言なのか、ただの悪戯なのか。それとも、自分にしか分からない何かを伝えようとしているのか。
無邪気でいたずら好きだった祖父の性格を知る孫娘は、二人の友人に相談する。そのうちの一人は、これは祖父が残した「謎」なのではないかと考える。
三人は手紙の真意を探るため、老人が暮らしていた邸宅へ向かう。広い屋敷とガレージには、長年かけて集められた数々の旧車。そして部屋を調べるうち、彼らは手紙の詩と関係していると思われる、いくつもの奇妙な手掛かりを発見する。
一つを解けば、次の謎が現れる。数字と文字、そして邸宅に残された品々。それぞれが無関係に見える一方で、少しずつ一つの方向へと収束していく。
果たして、祖父は何を伝えようとしていたのか。
そして、最後に彼らを待っているものとは――。
本作は妄想コンテスト『ライトなナゾトキ』応募作として書き始めたのですが、予想以上にボリュームが膨らんでしまい、コンテストの規定「8,000文字以内」に収めることが出来ませんでした😭
なので応募は断念しました💦