あらすじ
コロナ禍に書いた短編を、主人公の年齢を調整し、コロナ禍の背景を外して推敲しました。
三十八歳、独身、趣味なし、彼女なし。
仕事に追われるだけの毎日を送っていた草臥れた会社員・竹原 豊。
ある朝、彼の背中に突然、巨大な翼が生えた。 翼を得た豊は、夜空を飛び、秋葉原でラーメンを食べ、昔好きだったプラモデルを作る。
忘れていた“楽しい”という感覚を少しずつ取り戻していく。けれど、自由を与えてくれた翼は少しずつ彼の身体を蝕んでいった。
これは、人生に疲れた三十八歳の男が翼と引き換えに自分の人生を取り戻していく、ちょっと切なくて、少し温かいヒューマンドラマです。 全7話。2万字の短編小説です。
表紙は3年前に車内で撮った秋葉原の写真です。
それしかなかったので……