あらすじ
新卒時代の教育係で今は直属の上司でもある八代雅芳に四年間片思いしている観月佳穂。
誰にでも平等に気を配る彼にとって、自分もただの部下の一人――そう思っていた。
ところがある夜、雅芳から突然「君が僕の恋人になる?」と持ちかけられ、夢のような交際が始まる。
けれど、スマートで優しい彼は一度も「好き」と言ってくれない。初めてのキス以来、二度目のキスすらない。
――もしかして、本気なのは私だけ?
募る不安に耐えきれず、佳穂はついに別れを告げる。
すると、余裕たっぷりだった完璧上司の仮面が崩れて――。
どうやら想いの深さは、佳穂が思っていたのとは正反対だったらしく?
「私ばかりが好き」だと思っている彼女と、完璧なのに本命相手にはめっぽう弱い上司の、じれじれすれ違いオフィスラブ。