あらすじ
生まれつき右足が不自由な伯爵令嬢ミリアは、家族から「役立たず」と疎まれ、姉セーラからも虐げられる孤独な日々を送っていた。そんな彼女の唯一の心の支えは、野うさぎのルビー。ある日、セーラの魔法によって傷つけられたルビーを救いたいと強く願った瞬間、ミリアに伝説の聖女の力が覚醒する。しかし、聖女を虐げていた事実の発覚を恐れた家族は、ミリアを地下牢へ監禁してしまう。衰弱した彼女を救い出したのは、公爵家出身の騎士団長レイだった。彼の優しさや人々からの温かな祝福に触れ、初めて自分の居場所を知ったミリア。やがて彼女は過去と決別し、聖女の力で苦しむ人々を救うという、自ら選んだ新たな人生を歩み始める――。