あらすじ
ある夜、神代朝陽のもとに一通のメールが届く。
件名は――「助けて」。
本文に書かれていたのは、駅の名前と「1:32発・最終電車」という不可解な案内だけだった。
当然、そんな時間に電車が走っているはずはない。
それでも朝陽は、なぜかそのメールを無視することができなかった。
導かれるように駅へ向かった朝陽の前に現れたのは、存在するはずのない深夜の電車。
そしてその先で、かつて同じ時間を過ごした仲間たちと再会する。
忘れていた夏。
思い出せない少女。
交わしたはずの約束。
失われた記憶を辿るたび、彼らは少しずつ「あの日」に近づいていく。
これは、忘れてしまった僕らが、
もう一度、大切な約束を思い出すまでの物語。
――「約束、覚えてる?」