あらすじ

三年前、ダンジョンに呑まれた故郷の町に、救助が入ったのは九日後だった。 人の多い場所から順番に。それが、国の決めた「正しい」優先順位だった。 そして今。 重力の異能を持ちながら【制御E】の烙印を押された工学生・渡辺相は、深夜の大学でダンジョンに閉じ込められる。 建物の中には、四十二人。膜の外には、赤いランプが並んでいる。でも、誰も入ってこない。 待つか、抗うか。 研究室の機材と、基板に生えた透明な結晶で、彼は使えないはずの重力を"実用化"していく。 理不尽に振り切れるたび、重力は重くなる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/23
  • 現在の作品実用困難(ハズレ)の重力使い 〜異能はE判定、工学はA判定。だから、機械で実用化する〜