あらすじ

不動産にまつわる奇妙な話を集めるフリーライターのもとに、一通の相談メールが届いた。 「夜になると、押入れの奥から三回、壁を叩く音がするんです」 相談者は、七歳の息子と古い一軒家で暮らす女性。 彼女が押入れの天袋から見つけた古い菓子缶には、十二枚のクレヨン画が入っていた。 描かれているのは、その家の間取り。 ただし、実際の家には存在しない部屋が一つだけ描かれている。 押入れのさらに奥。 その小さな部屋には、ひらがなでこう書かれていた。 「ゆうとのへや」 そして毎晩、壁の向こうから聞こえる三回のノック。 昔、この家で何があったのか。 ライターは、絵に残された記録を追い始める。

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カクヨム
カクヨム2026/09/23
  • 現在の作品ゆうとのへや